平成22年度(2010年4月~2011年3月)
2010年4月24日(土曜日)~5月30日(日曜日)
生誕110周年記念 山本丘人展 ― 魂の抒情詩
戦後の日本画壇に大きな足跡を残した山本丘人(1900-86)は、生涯にわたって抒情性に溢れる心象風景を描き続けました。
本展では帝展初入選作品から絶筆まで61点の作品を紹介しました。
会場入口
アトリエの再現
会場の様子
会場の様子
2010年6月4日(金曜日)~7月4日(日曜日)
所蔵品展 海辺の情景 ― 潮騒が聞こえる
周囲を海に囲まれた我が国は、変化に富んだ地形や四季の移ろいなど、豊かな自然風土に恵まれ、とりわけ海の茫漠とした様は、人々の心にそこはかとない神秘や大自然への畏怖の念を抱かせるものでした。
また、季節や天候の移り変わりにより、水面の色や波の形などの千変万化する自然の妙と美しさは、古くから多くの画家の心を魅了し、様々な絵画表現を生み出してきました。
本展では、近現代の画家が描いた海辺の情景を、日本画、油彩画、水彩画あわせて25点により紹介しました。
会場の様子
会場の様子
2010年7月10日(土曜日)~8月29日(日曜日)
いのちのかがやき 花鳥画の現在(いま)

現代における花鳥画は、伝統を発展させた表現にとどまらず、
画家の内面をモチーフに託した作品や新たな表現技法による個性豊かな作品など多彩な展開を見せています。
本展では花、鳥、動物などをテーマに独自の表現を追究している画家の作品を通して、花鳥画の現況を紹介しました。
画家の内面をモチーフに託した作品や新たな表現技法による個性豊かな作品など多彩な展開を見せています。
本展では花、鳥、動物などをテーマに独自の表現を追究している画家の作品を通して、花鳥画の現況を紹介しました。
会場の様子
福井江太郎 ライブペインティング
神戸智行による親子ワークショップ
2010年9月3日(金曜日)~10月11日(月・祝)
所蔵品展 風景へのいざない ― 俯瞰するなまざし

高いところから遠くまで見渡すように描かれた風景画からは、自然の奥行きや広がりを感じることができます。
そこには刻々と移りゆく自然や、人々の生活の営み、都市の景観などが画家独自の感性で表現されており、見る人は画家と同じ視線で風景に向かい合っているかのような感覚を味わうことができるでしょう。
本展では近現代の日本画家、洋画家によって、俯瞰する視線で描かれた風景画26点を通して、その魅力を紹介しました。
そこには刻々と移りゆく自然や、人々の生活の営み、都市の景観などが画家独自の感性で表現されており、見る人は画家と同じ視線で風景に向かい合っているかのような感覚を味わうことができるでしょう。
本展では近現代の日本画家、洋画家によって、俯瞰する視線で描かれた風景画26点を通して、その魅力を紹介しました。
会場の様子
会場の様子
2010年10月16日(土曜日)~11月28日(日曜日)
没後30年 堅山南風展

堅山南風(1887-1980)は、終生、横山大観を師と仰ぎ、日本美術院を中心に活躍しました。
本展では、伝統的な花鳥画やモデルの性格までも写した肖像画をはじめ、タヒチの印象を鮮烈な色彩で描いて新境地を開いた作品などにより、南風芸術の魅力を紹介しました。
本展では、伝統的な花鳥画やモデルの性格までも写した肖像画をはじめ、タヒチの印象を鮮烈な色彩で描いて新境地を開いた作品などにより、南風芸術の魅力を紹介しました。
会場の様子
ギャラリートーク
ギャラリートーク
2010年12月3日(金曜日)~2011年1月23日(日曜日)
所蔵品展 煌めく屏風絵の世界

中国からもたらされた屏風は調度品として用いられる一方、絵画としても日本独自の展開を見せてきました。
いまでも屏風のもつ特徴は日本画家の創作意欲をかき立て、伝統に立脚しながらも西洋の写実主義やモダニズム絵画の影響、そして画家たちの優れた構成力によって、これまでにない多彩で個性的な屏風絵が描かれています。
本展では、下村観山、菱田春草ら五浦の作家から、現代の日本画家までの屏風絵作品17点によって、その煌めく絵画世界を展観しました。
いまでも屏風のもつ特徴は日本画家の創作意欲をかき立て、伝統に立脚しながらも西洋の写実主義やモダニズム絵画の影響、そして画家たちの優れた構成力によって、これまでにない多彩で個性的な屏風絵が描かれています。
本展では、下村観山、菱田春草ら五浦の作家から、現代の日本画家までの屏風絵作品17点によって、その煌めく絵画世界を展観しました。
会場の様子
会場の様子
会場の様子
2011年1月27日(木曜日)~3月6日(日曜日)
所蔵品展 現代日本画へのいざない ― 再興院展の画家たち

岡倉天心によって創立され、横山大観らによって再興された日本美術院は、日本を代表する美術団体のひとつとして、今日に至るまで多くの優れた日本画家を輩出し続けています。
本展では、平成7年より毎年、茨城県が再興院展に提供している天心記念茨城賞の受賞作品をはじめ、昭和50年代以降、再興院展で活躍する画家の作品24点を紹介しました。
本展では、平成7年より毎年、茨城県が再興院展に提供している天心記念茨城賞の受賞作品をはじめ、昭和50年代以降、再興院展で活躍する画家の作品24点を紹介しました。
会場の様子
会場の様子
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2011年3月10日(木曜日)~27日(金曜日)
再興第95回院展 茨城五浦展

再興第95回院展の出品作品から、日本美術院同人の作品をはじめ、日本美術院賞、奨励賞、天心記念茨城賞などの各賞受賞作品や茨城ゆかりの画家などの作品を紹介しました。
※東日本大震災のため、3月12日より休館
※東日本大震災のため、3月12日より休館
出品作家によるギャラリートーク
那波多目功一サイン会
出品作家によるギャラリートーク
東日本大震災および復旧工事のため2011年3月12日より10月31日まで休館
掲載日 令和6年12月20日