岡倉天心記念室

書簡や遺品など貴重な資料によって、近代日本美術の発展に大きく貢献した岡倉天心の業績を紹介するほか、横山大観、下村観山、菱田春草、木村武山ら五浦の作家たちの作品を紹介しています。
また2022年4月より、日本画家・荒井経氏協力のもと復元した天心邸書斎の障壁画を公開しています。
特集展示「岡倉天心と安田靫彦―靫彦旧蔵資料を中心に―」
岡倉天心記念室として初の「特集展示」形式で、「安田靫彦旧蔵の天心関連資料」を一挙公開いたします。資料によって天心の生涯や業績を紹介すると同時に、師・天心と日本画家・安田靫彦の関係性にも多角的な視点から迫ります。
みどころ(1)「安田靫彦旧蔵の天心関連資料」を一挙公開
朋友・橋本雅邦の訃報をボストンで受け取った天心が遺族に宛てた悼みの書簡など、天心の重要資料が靫彦の手元に保管されていました。こうした靫彦の旧蔵資料によって天心の生涯や業績を紹介する初の試みです。
みどころ(2)茨城県近代美術館のコレクションを代表する安田靫彦《鴨川夜情》を同時公開
歴史画家・靫彦の本領が発揮された「鴨川夜情」を公開。資料とあわせて鑑賞することで、靫彦作品の魅力を再発見します。
みどころ(3)天心に見出された安田靫彦の足跡をたどる
靫彦は、若き日に五浦で天心から直接指導を受けた数少ない画家です。天心没後に日本美術院を再興し、晩年は天心の顕彰事業にも献身した靫彦の生涯と天心への思いに迫ります。
| 会期 | 2026年10月20日(火曜日)~2027年1月11日(月曜日・祝日) |
|---|---|
| 休館日 | 毎週月曜日(ただし、11月23日[月曜日・祝日]、1月11日[月曜日・祝日]は開館) 11月24日(火曜日)、12月29日(火曜日)~1月1日(金曜日) |
| 開館時間 | 午前9時30分~午後5時(入場は午後4時30分まで) |
| 会場 | 茨城県天心記念五浦美術館 岡倉天心記念室 |
| 入場料 | 一般210(170)円/満70歳以上100(80)円/高校生140(90)円/小中生90(60)円 ※( )内は、20名以上の団体料金 ※土曜日は高校生以下無料(ただし12月26日、1月2日を除く) ※12月5日(土曜日)は満70歳以上の方無料 |
| 主催 | 茨城県天心記念五浦美術館 |
記念室資料展示リストはこちら(令和8年度第3回)(pdf 161 KB)
プレスリリースはこちら(pdf 365 KB)(pdf 357 KB)
安田靫彦(1884-1978)について
現・東京都中央区に生まれる。明治30年(1896)、展覧会で目にした横山大観らの作品に感銘を受け、画家を目指す。若くして頭角をあらわした靫彦は、天心の目にとまり、明治40年(1907)、五浦に置かれた日本美術院の研究所に招かれ天心の直接指導を受ける。また、天心の援助により古都・奈良で古典研究に励む。天心没後の大正3年(1914)、日本美術院再興の発起人に加わり、同団体で活躍。昭和23年(1948)、文化勲章受章。昭和33年(1958)、日本美術院の初代理事長に就任。晩年は、平凡社刊行の『岡倉天心全集』監修者を務めた。
主な作品・資料

安田靫彦
「鴨川夜情」
昭和7年
茨城県近代美術館蔵

岡倉天心
「書簡・安田靫彦宛」明治42年5月21日
当館蔵(安田靫彦旧蔵資料)

岡倉天心
「書簡・橋本秀邦宛」明治41年2月1日
個人蔵(安田靫彦旧蔵資料)

安田靫彦
「岡倉天心略年譜」
個人蔵(安田靫彦旧蔵資料)
会期中のイベント
岡倉天心記念室 障壁画ツアー
| 日時 | 2026年10月24日(土曜日) 午前10時~11時 |
|---|---|
| 会場 | 岡倉天心記念室 |
| 定員 | 先着30名 ※要企画展当日入場券または常設展当日入場券、申込不要 |
担当によるギャラリートーク
| 日時 | 2026年10月24日(土曜日) 午前11時~(約25分) |
|---|---|
| 会場 | 岡倉天心記念室 ※要企画展当日入場券または常設展当日入場券、申込不要 |
テーマ展示(特集展示のため休止中)

岡倉天心記念室ガイドツアーのご案内
当館ギャラリースタッフ(展示解説員)により岡倉天心記念室ガイドを行っております。
- 場所:岡倉天心記念室 ※集合場所:エントランスロビー立体模型前
- 日時:毎日2回(11:00/14:00 各所要時間約25分) ※ただし10月24日(土曜日)はイベント実施のため11:00の回は休止
音声ガイドサービス(特集展示のため休止中)
文章展示室内専用Wi-Fiに接続して、ご自身のスマートフォンで岡倉天心記念室の音声ガイドを聴くことができます(イヤホン等をご利用ください)。
音声ガイドによる解説を聴きながら天心の生涯に触れてみてはいかがでしょうか。
日本語のほか、英語、中国語、韓国語も準備しています。






