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本日 3月18日(水)の開館状況

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トップ企画展令和8年度(2026年4月~2026年3月)> 関彰商事コレクション 斎藤清のパリ そして日本

関彰商事コレクション 斎藤清のパリ そして日本

展覧会概要

斎藤清(1907-1997)は独学で木版画を始め、戦後、占領軍関係者など外国人を中心に人気を博しました。1951年の第1回サンパウロ・ビエンナーレでは戦後日本人として初めての国際展受賞を果たします。これを皮切りに海外への招待出品や国内外での個展開催など活躍の場を広げ、日本の版画をリードする存在となりました。
国際的評価を得た1950年代以降、斎藤はアメリカ・フランスをはじめ諸外国を訪れます。数多くの訪問先のなかでも、1959年冬に訪れたパリでは、2か月間の滞在中、寒さもいとわず街へ出て精力的にスケッチを重ねました。画面には、荘厳な大聖堂や華やかなブティックに集う人々の姿が写生ならではの即興的で躍動感ある線で描きとめられ、パリに触発された画家の心の動きが伝わってくるようです。これらの素描はその画業を支えるにとどまらず、版画作品とは異なる魅力を鮮烈に放っています。また、外国人との交流や外遊を経た画業の後半では外国に取材した作品を発表するとともに国内にも目を向け、京都や鎌倉といった古都の美を数多くの版画に残しました。
本展では、関彰商事株式会社の貴重なコレクションから、これまで美術館で公開される機会がなかった斎藤清の素描を初めて展示します。パリ・京都・鎌倉を中心に描いた素描、そして代表的な木版画をあわせてご覧いただくことにより、国際的版画家・斎藤清を支えた素描の力にふれていただければ幸いです。
 

pdfチラシ(pdf 1.81 MB)

pdfプレスリリース(pdf 747 KB)

開催詳細

企画展「関彰商事コレクション 斎藤清のパリ そして日本」
会期2026年426(日曜日)~7月12日(日曜日)
休館日

毎週月曜日5月7日(木曜日) 

※GW中(4月29日[水・祝]~5月6日[水・振])は無休

開館時間午前9時30分~午後5時(入場は午後4時30分まで)
会場展示室ABC
入場料一般820(710)円/満70歳以上410(350)円/高校生590(470)円/小中生360(240)円
※( )内は、20名以上の団体料金
※身体障害者手帳、療育手帳、精神障害者保健福祉手帳又は指定難病特定医療費受給者証等をご持参の方および付き添いの方1名は無料
※5月23日(土曜日)は満70歳以上の方無料
※土曜日は高校生以下無料
主催茨城県天心記念五浦美術館
特別協力・協賛関彰商事株式会社
後  援朝日新聞水戸総局/茨城新聞社/産経新聞社水戸支局/東京新聞つくば支局/毎日新聞水戸支局/読売新聞水戸支局/LuckyFM茨城放送/北茨城市/北茨城市教育委員会

主な出品作品

  • パリ 1959年11月24日.jpg
    《ショップガール カルダン パリ 1959 . 11. 24》1959年

     
  • ショップガール(パリ・カルダン).jpg
    《ショップガール(パリ・カルダン)》
    1960年
     
  • パリ 1959年11月24日.jpg
    《パリ 1959 . 11. 24》1959年
  • サクレ・クール寺院 パリ 1959年12月3日.jpg
    《サクレ・クール寺院 パリ 1959 . 12. 3》1959年
  • 冬のパリ.jpg
    《冬のパリ》1959年
  • パリ・モンマルトル 1959年11月 .jpg
    《パリ・モンマルトル 1959年11月》
    1989年
  • 梅雨 鎌倉 .jpg
    《梅雨 鎌倉》1985年
  • 石庭 京都 .jpg
    《石庭 京都》1950-70年代
  • 龍安寺 京都 (A)  .jpg
    《RYOAN-JI KYOTO》1960年

※作品はすべて関彰商事コレクション 
©Hisako Watanabe

本展のみどころ

1.斎藤清の芸術を一望する

1950年代から晩年までの、版画家としてもっとも成熟した時期の木版画と貴重な素描を展示します。木版画家・斎藤清というイメージを超えて、世界を旅し、日本の美を見つめ直したひとりの芸術家の全貌に迫る展覧会です。

2.「夢のパリ」を歩いた画家のまなざしに迫る

パリで描かれた素描には、斎藤が現地で味わった新鮮な感動が刻まれています。一つ一つのページに場所と日付が記された素描は、滞在中の足取りをたどる貴重な資料であるとともに、そこからいくつもの版画作品が生み出されました。会場では、教会建築やカフェ、パリの街角など、斎藤が「夢のパリ」をどのように見つめ、とらえたのかをたどります。

3.斎藤清が見つめた日本の美を味わう

斎藤は「モンドリアンのシンプルな絵を見たとき、障子をそこに感じて、京都に行ってみようと思った」と語っています。京都・鎌倉に取材した作品には、海外を知ったからこそ見えた日本の美があらわれています。さらに、幼き日に離れ、晩年の住まいとした故郷・会津を描いた作品も紹介します。

関連イベント

講演会「斎藤清 素描の魅力 -1959年のパリ滞在作を中心に」

斎藤清の素描の魅力についてお話をいただきます。
講師伊藤 たまき氏(やないづ町立斎藤清美術館 学芸員)
日時5月17日(日曜日) 午後1時30分~(約90分)
会場講堂
定員114名 ※要企画展入場券(半券可)、要事前申込

 

ギャラリートーク

展覧会担当者が作品解説を行います。
日時4月26日(日曜日)、6月27日(土曜日) 午後1時20分~(約40分)
会場企画展示室 ※要企画展当日入場券、申込不要

ギャラリートーク

当館館長(小泉晋弥)が作品解説を行います。
日時6月6日(土曜日) 午後1時20分~(約40分)
会場企画展示室 ※要企画展当日入場券、申込不要

作品解説講座

展覧会担当者が作品解説講座を行います。
日時5月30日(土曜日) 午後1時20分~(90)
会場講堂
定員114名 ※要企画展入場券(半券可)、当日先着順、申込不要

ワークショップ「版画を楽しもう」

版画の表現技法を楽しみながら作品をつくります。
日時5月23日(土曜日) 午前の部:午前10時~、午後の部:午後1時30分~
会場講座室
定員各回20名程度 ※要企画展入場券(半券可)、当日受付先着順

来て・見て・発見!アートツアー for kids

日本画の材料を使った制作体験をしたり、スタッフと一緒に展覧会を見てまわったりしながら作品の魅力を見つけてみませんか。
日時6月13日(土曜日) 午前10時~午後12時
会場企画展示室、講座室
定員小中学生と保護者5組(1組4名まで) ※要事前申込(先着順)、保護者のみ要企画展当日入場券

ワークショップ「金の砂子 de 缶バッジ」

日本画の砂子の技法を使って缶バッチをつくります。
日時7月4日(土曜日) 午前の部 :午前10時~、午後の部: 午後1時30分~
会場講座室
定員各回20名程度 ※要企画展入場券(半券可)、当日受付先着順


 


掲載日 令和8年3月17日