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2025年6月21日(土曜日)～7月21日(月曜日・祝日)

日本美術院は明治31年(1898)、岡倉天心を中心に横山大観、下村観山、菱田春草ら気鋭の若手日本画家が参加し設立されました。大正2年(1913)の天心の逝去後にはその精神を受け継いだ大観、観山らによって再興の機運が高まり、翌3年に再興日本美術院が発足します。以後、多くのすぐれた日本画家を輩出するなど日本画壇を牽引し続け、今年の9月には110回目の展覧会を迎えます。
当館が建つ茨城県北茨城市の五浦は、明治39年(1906)に日本美術院第一部(絵画)の研究所が置かれたことから、近代日本画史に残る日本美術院ゆかりの地として知られています。再興第109回院展の全国巡回の最後を飾る茨城五浦展では、第一線で活躍する同人の作品をはじめ、日本美術院賞、奨励賞、さらに第30回天心記念茨城賞の受賞者から茨城ゆかりの作家等の作品まで、あわせて60点を紹介します。
 

手塚雄二《霞野》

オープニングイベント

院展同人・倉島重友氏、山本浩之氏によるギャラリートーク及びサイン会

ギャラリートーク

講師：倉島重友氏(日本美術院同人)、山本浩之氏(日本美術院同人)

日時：6月21日(土曜日)　午前10時～午前10時50分

会場：企画展示室

※要企画展当日入場券、申込不要

サイン会

ギャラリートークを行った両氏が、再興第109回院展図録にサインします。

日時：6月21日(土曜日)　午前11時～(ギャラリートーク終了後)

会場：エントランスロビー

定員：先着50名

茨城大学五浦美術文化研究所70周年記念事業

※茨城大学五浦美術文化研究所との共催事業

クロストーク「日本美術院の系譜－五浦で岡倉天心を語る－」

講師：手塚雄二氏(日本美術院同人／福井県立美術館特別館長)×小泉晋弥(当館館長)

日時：6月21日(土曜日)　午後2時～午後3時

会場：講堂

定員：80名

※要事前申込

※申込みは締め切りました。
 

問合せ：茨城大学 社会連携課(TEL:029-228-8425)
 

会期中のイベント

実技講座「貝合わせを作ろう」※日本美術院地域連携教育プログラム

講師：山本浩之氏(日本美術院同人／筑波大学准教授)

日時：6月29日(日曜日)　午後1時～午後5時

会場：講座室

定員：12名

※要事前申込、材料費は受講者負担

※申込みは締め切りました。

展覧会担当によるギャラリートーク

日時：7月6日(日曜日)、7月20(日曜日)　各日午後1時10分～

会場：企画展示室

※要企画展当日入場券、申込不要

ワークショップ｢金の砂子de缶バッジ｣

日時：7月5日(土曜日)　午前10時～、午後1時30分～

場所：講座室

定員：各回20名程度

※要企画展入場券(半券可)、当日先着順

来て・見て・発見！アートツアーfor kids

日時：7月19日(土曜日)　午前10時～

会場：企画展示室、講座室

定員：小中学生と保護者5組1組4名まで

※事前申込先着順、保護者のみ要企画展入場券

※申込みはこちらから。（新しいウィンドウが開きます）

岡倉天心記念室　障壁画ツアー

日時：6月29日(日曜日)　午前10時～11時

会場：岡倉天心記念室

定員：当日先着30名

※要常設展当日入場券

映画会(五浦名画座)

｢冬冬の夏休み｣(1984年/98分/カラー/台湾)

日時：7月13(日曜日)  午前の部9時45分～、午後の部1時30分～(15分前開場)

会場：講堂

定員：各回114名

※無料、当日受付先着順、全席自由

映画会「五浦名画座」の年間スケジュールはこちらからどうぞ