2022年度

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令和4年度(2022年4月~2023年3月)

2022年4月27日(水)〜6月26日(日)
箱根・芦ノ湖 成川美術館コレクション展
~花愛でるこころ、恋のうたとともに~

Surely with mankind the appreciation flowers must have been coeval with the poetry of love. ―OKAKURA Kakuzo

「人類において、花を観賞することは、恋愛の詩と時を同じくして始まったに違いない。」岡倉天心(覚三)は『The book of tea(茶の本)』の中でこう述べている。古くから私たちの生活を彩る花は、芸術の中でもポピュラーなモティーフとして用いられてきた。本展では成川美術館の日本画コレクションから、花をテーマに多様な作品を精選して紹介した。

成川美術館コレクション展
成川美術館コレクション展
展示室の様子
成川美術館コレクション展
展示室の様子
成川美術館コレクション展
展示室の様子
2022年7月9日(土)~9月25日(日)
開館25周年記念展Ⅱ
並河靖之の雅な技 世界を魅了した明治の京都七宝
並河靖之の雅な技

並河靖之(1845-1927)は京都出身の七宝作家。中国の有線七宝に学び、独自の改良を重ねながら国内外の博覧会に積極的に作品を発表し、その評価を高めていった。やがて、「世界で一番の七宝作家」と称されるまでになり、明治29(1896)年、帝室技芸員として当代一流の工芸家として名を馳せた。本展は、並河靖之の初期から晩年までの作品を一堂に紹介し、その魅力に迫った。併せて同時代に活躍した濤川なみかわ惣助そうすけ(1847-1910)の作品や富岡鉄斎(1836-1924)など親交のあった日本画家の作品を紹介した。

並河靖之の雅な技
会場の様子
並河靖之の雅な技
会場の様子
並河靖之の雅な技
イベントの様子

 

2022年10月8日(土)~11月27日(日)
開館25周年記念展Ⅲ
再興院展の立役者 齋藤隆三
齋藤隆三

齋藤さいとう隆三りゅうぞう(1875-1961)は茨城県守谷市出身の歴史家。岡倉天心や横山大観、菱田春草らと交流し、彼らの活動を支援した。特に天心の創始した日本美術院の再興を図るべく、大正3年(1914)には発起人となり、以降経営に携わった。本展はそのような再興日本美術院の立役者である齋藤にスポットを当てた全国初の展覧会として、初公開を含む齋藤旧蔵品を中心に、齋藤と交流のあった大観や小川芋銭、そして再興日本美術院の歴史を彩った作品などを紹介した。

齋藤隆三
会場の様子
齋藤隆三
会場の様子
齋藤隆三
会場の様子

 

2022年12月10日(土)~2023年2月5日(日)
のぞいてみよう!!東京美術学校課題画展
東京美術学校課題画展

明治22年(1889)、現在の東京藝術大学美術学部の前身である東京美術学校が開校した。岡倉天心(1863-1913)はその中心となって開設・運営に携わり、芸術家たちの育成に奮励した。天心ゆかりの地五浦に所在する当館では、東京美術学校の学生たちが授業や入学試験、進級試験等で描いたとされる課題画を多数所蔵している。本展では、その中から、臨画(りんが)、デッサン、新案といった課題ごとに作品を紹介した。

東京美術学校課題画展
会場の様子
東京美術学校課題画展
会場の様子
東京美術学校課題画展
イベントの様子

照明設備工事のため12月1日(木)から7日(木)まで全館休館
展示室B・Cは1月31日(水)まで閉室

 

2023年2月10日(金)~4月23日(日)
旅するチバラキ ~連作《水郷めぐり》の全貌~
旅するチバラキ

連作《水郷めぐり》は、大正6年(1917)に4人の日本画家、飛田周山、山内多門、勝田蕉琴、水上泰生によって利根川流域から茨城県南部の旅行をもとに描かれた。本展では、水郷の湿潤な空気を伝えるような、墨の描写を主とした文人画調の連作31図を一堂に公開した。

旅するチバラキ
会場の様子
旅するチバラキ
会場の様子
旅するチバラキ
会場の様子

 

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