2005年度

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平成17年度(2005年4月~2006年3月)

2005年4月29日(金・祝)~6月5日(日)
企画展 花めぐり―日本画にみる花―

花は古くから文学や芸術に様々に表現され、特に絵画では広く親しまれた題材である。近代以降、花の表現は従来の花鳥画に加え、伝統を超えた様々な模索が試みられている。本展では、花鳥画をはじめとした57点の日本画を紹介し、花の絵画の豊かな広がりとともに、近代以降の画家たちの多彩な視点や表現を通じて花をめぐる美意識や感性、自然観を見つめなおす展覧会とした。

会場の様子
会場の様子
会場の様子
会場の様子
ギャラリートーク
ギャラリートーク
2005年6月10日(金)~7月10日(日)
所蔵品展 生き物たちへのまなざし
生き物たちへのまなざし

鳥、虫、魚などの生き物たちは伝統的な花鳥画の主題として数多く描かれてきた。近現代の画家たちは、人と生き物たちとの関わり合いを優しいまなざしでとらえ、それぞれの個性に託して様々な表現を生み出した。本展では、小川芋銭をはじめ近現代の画家たちが生き物たちを描いた日本画を中心に、彫刻を含めて25点を紹介した。

2005年7月16日(土)~9月4日(日)
企画展 日本芸術院所蔵 芸術院の日本画

日本芸術院は美術、文芸、音楽など芸術上の功績が顕著な芸術家を優遇するための国家的な栄誉機関であり、芸術文化の振興に大きな役割を果たしてきた。本展では、日本芸術院の所蔵品から、近現代の日本画壇を代表する画家たちが描いた日本画の名品59点を一堂に展示し、時代とともに変遷していく様子をたどりながら、日本画の持つ多様性や表現の豊かさを紹介した。

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会場の様子
会場の様子
会場の様子
会場の様子
会場の様子
会場の様子
2005年9月9日(金)~10月2日(日)
所蔵品展 四季の情景―秋―

豊かな自然に恵まれた日本では、四季の移ろいを慈しむ繊細な感性と日本人独特の美意識が育まれてきた。とりわけ、秋の風情は情緒的で趣深く、様々な表情を紡ぎ出し、古来、絵画の題材としても数多く取り上げられてきた。本展では、小川芋銭、横山大観ら近現代の画家たちが秋を題材にした日本画30点を紹介した。

2005年10月8日(土)~11月27日(日)
企画展 天心記念茨城賞の画家たち
天心記念茨城賞の画家たち

茨城県は、将来を嘱望される画家の育成と、日本美術の発展に寄与することを目的とし、再興院展に「天心記念茨城賞」を提供してきた。現在、受賞画家は再興院展の同人や中堅として同院の中核としての地歩を固めている。本展では、「天心記念茨城賞」の創設10年の節目に、受賞作や出品作など60点を展示し、日本画壇で活躍する精鋭たちの感性の煌めきを紹介した。

会場の様子
会場の様子
会場の様子
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ギャラリートーク
ギャラリートーク
2005年12月2日(金)~12月23日(金)
所蔵品展 風景への誘い
浦田正夫と加倉井和夫の世界
風景への誘い

熊本県生まれの浦田正夫(1910-97)は、東京美術学校卒業後、帝・文展や戦後の日展で活躍した。一方、加倉井和夫(1919-95)は神奈川県に生まれ、少年時代に水戸市に移住し、東京美術学校卒業後は日展で活躍した。本展では、ともに日本芸術院会員となった2人の日展出品作を中心に日本画24点、浦田正夫の小下絵11点を紹介した。

2006年1月2日(月)~2月19日(日)
企画展 生誕120年 川端龍子展
川端龍子展

川端龍子(1885-1966)は大正から戦後にかけて活躍した日本画家である。はじめ洋画を学び、後に日本画に転向、再興院展で頭角を現し、大胆な着想と自由奔放な筆致の作品で注目された。本展は生誕120年を記念して開催し、代表作や、挿絵、スケッチ、貴重な資料など95点を展示、近代日本画壇にたぐいまれな足跡を残した龍子の画業を回顧するとともに、その躍動感あふれる芸術を紹介した。

会場の様子
会場の様子
会場の様子
会場の様子
会場の様子
会場の様子
2006年2月24日(金)~4月23日(日)
所蔵品展 再興日本美術院の画家たち
再興日本美術院の画家たち

明治31年(1898)、日本美術院は岡倉天心らによって創設され、天心没後、横山大観らによって再興された。再興日本美術院の画家たちは、大正から昭和に至る美術界に新鮮な感覚を注ぎ込みながら、日本画の近代化に大きな足跡を残した。本展では、横山大観をはじめ、下村観山、安田靫彦らの作品を中心に28点を展示し、再興院展で活躍した画家たちの清新な芸術を紹介した。

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