2004年度

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平成16年度(2004年4月~2005年3月)

2004年4月17日(土)~6月13日(日)
企画展 箱根・芦ノ湖 成川美術館所蔵 現代日本画への誘い

戦後、日本画はそれまで以上に西洋近代絵画の影響を受け、新たな画面空間を生み出してきた。一方、伝統絵画を見直し、日本人ならではの装飾性豊かな表現を求めるなど、画家たちは様々な模索を試みた。本展では、箱根・芦ノ湖 成川美術館の所蔵品から、山本丘人、平山郁夫など、日本画壇を担う俊英たちの秀作61点により、現代日本画の魅力を紹介した。

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会場の様子
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2004年6月18日(金)~7月11日(日)
所蔵品展 四季の情景 ―夏―
所蔵品展 四季の情景 ―夏―

絵画において、古くから夏の草花や水鳥など生き物たちや暮らしの情景を題材とした作品が多く描かれた。季節を謳歌おうかし、またその移ろいを慈しむ情緒的ともいえる日本人特有の美意識によって詩情豊かに表現されてきた。本展では、夏にまつわる自然や風物を描いた明治から現代に至る日本画24点を紹介した。

2004年7月17日(土)~8月22日(日)
企画展 富山県水墨美術館所蔵 近代の水墨画―墨色の魅力―

水墨画は、墨で描かれたモノクロームの絵画であるが、絵画表現の無限の可能性を内に秘め、華やかな色彩に彩られた世界にはない奥深さを生み出す。本展では、富山県水墨美術館の所蔵作品56点により、明治から今日までの水墨画の諸相を概観しながら、墨色の魅力やその多彩な表現を紹介し、墨、紙、絵絹が織りなす深く豊かな水墨画の世界を楽しめる展覧会とした。

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2004年8月27日(金)~10月11日(月)
所蔵品展 再興日本美術院の作家たち ―大正期を中心に―
所蔵品展 再興日本美術院の作家たち ―大正期を中心に

明治31年(1898)に岡倉天心(1863-1913)を中心に創立された日本美術院は、大正3年(1914)、横山大観らにより再興され、その後の美術界の一翼を担う大きな勢力となっていった。本展では、再興日本美術院の作家たちが大正期に制作した日本画など28点により、自由な創造を目指し、研鑽に励んだ画家たちの芸術に迫った。

2004年10月16日(土)~11月28日(日)
企画展 京都国立近代美術館所蔵 京都日本画の精華

京都では元々花や鳥たちなどの自然を写生によって味わい深く表現していく円山・四条派の伝統があった。明治以降は、それが引き継がれると共に西洋感覚を取り入れた新しい日本画が描かれるようになった。本展では、京都国立近代美術館の所蔵品から竹内栖鳳ら49人の作品66点を展示し、明治から戦後に至る京都日本画の流れを概観した。

会場の様子
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2004年12月3日(金)~12月23日(木)
所蔵品展 風景への招待 ―描かれた茨城―
所蔵品展 風景への招待 ―描かれた茨城―

茨城県は穏やかな気候に恵まれ、海、山、平野など変化に富む地勢を成す。多くの画家が各所を訪れて取材し、人間の営みと美しい自然とが調和する風景を共感豊かに、かつ、多彩に描いてきた。本展では、近代から現代に至る画家たちが茨城を描いた作品27点を展示し、その自然風土の美しさを改めて見直すと共に、作品と風土のかかわりについても考える展覧会とした。

2005年1月2日(日)~2月17日(木)
企画展 足立美術館名品選 横山大観と近代日本画の巨匠たち

横山大観(1868-1958)は、新たな時代にふさわしい日本画を創造するという岡倉天心の理想に従い、伝統的絵画に西洋絵画の長所も参考にするなどし、気概を持ってそれを実践した近代日本画壇を代表する画家のひとりである。一方、京都では竹内栖鳳(1864-1942)らにより円山・四条派の伝統をふまえながら、西洋感覚を取り入れた日本画の近代化も進められた。本展では、足立美術館の所蔵品から、東京画壇、京都画壇の画家たちの名品67点を展示し、明治・大正・昭和に至る近代日本画の足跡を概観するとともに、その魅力を紹介した。

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2005年2月24日(木)~3月13日(日)
企画展 再興第89回院展 茨城五浦展

日本美術院は、明治31年(1898)、岡倉天心(1863-1913)が中心となって設立された美術団体である。後に経営難に陥ったが、大正3年(1914)、天心の精神を受け継いだ横山大観、下村観山らによって日本美術院は再興され、以後、多くの優れた日本画家を輩出してきた。本展では、東京展に出品された作品から同人、招待等をはじめ、日本美術院賞、奨励賞、第10回天心記念茨城賞受賞作等、併せて70点を紹介した。

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2005年3月17日(木)~4月24日(日)
所蔵品展 桜・さくら・サクラ
所蔵品展 桜・さくら・サクラ

桜は春の到来を告げる花として、古来人々にこよなく愛され、美術作品にも多く取り上げられてきた。絵画では、花鳥画をはじめ添景てんけいとして様々に描かれ、自然を謳歌し、移りゆく季節を慈しむ心など日本人特有の美意識や個々の画家たちの桜への思いが込められてきた。本展では、身近にある桜を近・現代の画家たちはどのように描いてきたか日本画21点により紹介した。

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