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企画展

猫をでたい
会期 2024年10月26日(土)~12月8日(日)
※会期中、一部作品の展示替えを行います。
【前期:10月26日(土)~11月17日(日)、後期:11月19日(火)~12月8日(日)】
休館日 月曜日
ただし、11月4日(月・振)は開館、11月5日(火)は休館
開館時間 午前9時30分~午後5時(入場は午後4時30分まで)
入場料 一般950(820)円/満70歳以上470(410)円/高校生710(590)円/小中生360(240)円
※( )内は、20名以上の団体料金  
※身体障害者手帳、療育手帳、精神障害者保健福祉手帳又は指定難病特定医療費受給者証等をご持参の方および付き添いの方1名は無料
※土曜日は高校生以下無料
※11月13日(水)は茨城県民の日のため全ての方無料
※「にゃん割」として猫に関する物を身につけて来館いただくと、団体割引が適用されます。
(スマートフォンの画像・動画、本物の猫は割引対象外です。)
主催 天心記念五浦美術館企画展地域連携実行委員会・茨城県天心記念五浦美術館
後援 朝日新聞水戸総局/茨城新聞社/産経新聞社水戸支局/NHK水戸放送局/東京新聞水戸支局/毎日新聞水戸支局/読売新聞水戸支局/LuckyFM茨城放送

大きな目にとがった耳、しなやかな体躯にぷにぷにの肉球、思わずなでたくなる柔らかい毛並みの猫たち。見た目の愛らしさはもちろんのこと、神秘的で自由気まま、時に甘え上手な猫は、いつだって多くの人々を魅了してやみません。猫は、今ではペットとしての人気が定着し、アニメやキャラクターにも取り入れられ、ブームを巻き起こすほどより身近な存在となっています。
そのような猫たちは日本美術にも数多く登場します。江戸時代には猫と蝶や牡丹などの組み合わせが吉祥の画題として好まれたほか、鼠除けの猫絵として人気を博しました。歌川国芳に代表される浮世絵では、日々の暮らしの中でかわいがられる様や擬人化された姿で描かれ、さらには物語の化け猫としても登場します。また近代では猫の傑作を何枚も描いた菱田春草が有名です。このように古今東西を通じてさまざまな作家たちが、身近な動物である猫をモチーフに制作し、そのどれもが個性的な魅力で溢れた作品ばかりです。
本展では、歌川国芳等の浮世絵、菱田春草、下村観山ら日本美術院の作家たちが描いた日本画のほか、猫好きで有名な彫刻家・朝倉文夫と木内克の彫塑作品、現在活躍中の作家の作品まで、魅力的な猫を多数紹介します。猫好きの方も、そうでない方も、今よりもっと猫を愛でたくなる展覧会です。

 

黒猫
菱田春草《黒猫》
明治43年(1910)
播磨屋本店蔵
春の夜
小茂田青樹《春の夜》
昭和5年(1930)
埼玉県立近代美術館蔵
つるされた猫
朝倉文夫《つるされた猫》
明治42年(1909)
東京藝術大学蔵
見立東海道五拾山次岡部猫石の由来
歌川国芳《見立東海道五拾山次岡部猫石の由来》
弘化4年(1847)
東京都江戸東京博物館蔵
【前期10月26日~11月17日】
戯画女郎蜘蛛とねこ
竹内浩一《戯画女郎蜘蛛とねこ》
平成17年(2005)
郷さくら美術館蔵
親子猫
木内克《親子猫》
昭和35年(1960)
水戸市立博物館蔵
オチツケ!
國司華子《オチツケ!》
令和2年(2020)
作家蔵

 

会期中のイベント
講演会「猫はなぜ愛されるようになったのか?―《化け猫》から《大切な家族》へ」

『猫が歩いた近現代』(吉川弘文館)の著者が猫の歴史について語ります。

日時11月3日(日・祝) 13:30~15:00
講師 真辺 将之氏(早稲田大学文学学術院教授/早稲田大学歴史館館長)
会場 講堂
定員 114名 ※要事前申込、要企画展入場券

申し込みフォームはこちら >>

 

ニャーティストトーク(アーティストトーク)

展覧会出品アーティストが、にゃんとも素敵な制作エピソードや作品に込めた想いを語ります。(約30分)

日時11月16日(土) 13:30~ 講師:國司華子氏(日本画家)
11月24日(日) 13:30~ 講師:宮森敬子氏(現代美術作家)
11月24日(日) 14:30~ 講師:田崎太郎氏(陶芸家)
会場 企画展示室 ※要企画展当日入場券、申込不要

 

館長によるギャラリートーク

当館館長(小泉晋弥)が作品解説を行います。

日時10月26日(土)、11月17日(日) 13:10〜
会場 企画展示室 ※要企画展当日入場券、申込不要

 

ニャラリートーク(ギャラリートーク)

猫好き展覧会担当者と推し猫作品について一緒に語りませんか。

日時12月1日(日) 13:10〜
会場 企画展示室 ※要企画展当日入場券、申込不要

 

ワークショップ「ふわふわを描こう」

日本画の画材を使って思わず愛でたくなる“ふわふわ”の動物を描きます。

日時11月23日(土・祝) 10:00〜、13:30~
会場 講座室
定員 各回20名程度 ※要企画展入場券、当日先着順

 

うちの猫(こ)自慢

みなさまが投稿した猫ちゃんの姿を動画でご紹介します。

募集期間8月27日(火)~12月1日(日)
応募方法 方法① 「うちの猫(こ)自慢」写真・動画投稿オンラインフォーム(googleアカウントが必要です)
オンラインフォーム
方法② メールアドレスに添付
nekoten@tenshin.museum.ibk.ed.jp
※猫についてのコメントもお願いします。

(参考)
募集動画
https://www.youtube.com/watch?v=pPghP3FTCGA
「うちの猫自慢」動画
https://www.youtube.com/watch?v=N_Qe6i6pxvg
https://www.youtube.com/watch?v=byrINyiUZ-E
https://www.youtube.com/watch?v=-2r6XwbzvEo
https://www.youtube.com/watch?v=h4xRX-mwlZ0

 

オープンワークショップ「猫耳大作戦」

手作りした猫耳を身につけて美術館をお散歩しませんか。みんなで猫耳をつけて館内を猫だらけにする大作戦です。参加無料。どなたでも参加できます。

 

来て・見て・発見!アートツアーfor kids
日時 11月2日(土) 10:00~
会場 展示室、講座室
定員 小中学生と保護者5組(1組4名まで)
※要事前申込(先着順)、保護者のみ要企画展入場券

 

第35回トワイライトコンサート
日時 11月2日(土) 17:00~
出演 小林日和(ヴァイオリン)、永田絵里子(ピアノ)
会場 エントランスロビー
定員 200名程度 ※要企画展入場券、当日先着順

 

天心書斎障壁画ツアー
日時 12月7日(土) 10:00~11:00
会場 岡倉天心記念室
定員 30名 ※要当日入場券、当日先着順

 

映画会(五浦名画座)

今回はなんと、ねこ特集。企画展とご一緒に。

日時 11月10日(日) ねこ特集
午前の部
「日々ノ境メ。國司華子」(2012年/18分/カラー/日本/制作:常陽藝文センター)
「こねこ」(1996年/84分/カラー/ロシア)
午後の部
「日々ノ境メ。國司華子」(2012年/18分/カラー/日本/制作:常陽藝文センター)
「ネコのミヌース」(2001年/83分/カラー/オランダ)
会場講堂
定員各回114名 ※当日受付先着順、無料、全席自由
上映時刻午前の部 9:45~、午後の部 13:30~ (15分前開場)

 

※各イベントは日時・内容等変更になる可能性があります。

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